22歳のパン屋スタッフが独立できた理由

22歳のパン屋スタッフが独立できた理由

2022年8月21日

こんにちは!Restaurant Career Lab. 事務局です!

本記事は飲食業界に関わる方のキャリアにフォーカスした「飲食ネクストキャリア」の第一弾。

飲食業界の働き方に関する課題は山ほどありますが、解決に向かっているとは言い難い状況です。

株式会社Core Driven としてはあまり触れられていない「飲食業のキャリアアップ」に切り込んでおります。

飲食業を楽しむ方が増えること、飲食業が合わない方は別の選択肢が増えることを目指しています。

そこで突然ですが、飲食業界に関わる方のキャリアにフォーカスしたにお話を伺う「飲食ネクストキャリア」を始めます🎉

第一弾はパン屋スタッフからフリーランスとして独立、現在は会社経営している上米良 優季さんにお話を伺いました

飲食店勤務からマーケティング軸のフリーランスになる方は非常に珍しいですよね😳

ぜひご覧ください!

◆自己紹介

はじめまして、上米良優季です!

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3年前に飲食店から独立して、様々な仕事に携わってきました。

現在はマーケティングを軸にディレクターとして施策設計・クリエイティブ、広告運用、企画実行などの仕事をしております!

◆笑顔をつくるために「食」の世界へ

食に興味を持ったキッカケは中学生・高校生の頃です。

中学2年生の時に妹が生まれたのですが、妹が少し成長してから家でケーキやお菓子を作ることがありました。

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自分が作ったケーキやお菓子を食べてもらって妹が笑顔になると非常に嬉しく、人を笑顔にできる「食」という世界に興味が湧きました。

高校生の頃から早朝4:00~7:30でパン屋のアルバイトに勤務し、その後授業に行くハードな生活をしておりましたが、好きなことなので頑張れました。

専門学校ではパンを専攻し、卒業後は正社員としてパン屋に就職しました。

◆将来が不安になったパン屋時代

就職したパン屋は商業施設の一角にあり、かなり忙しかったです。

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最初はパンの成形のポジションを担当、パン屋での勤務経験もあったため順当にステップアップして半年ほどで他の作業も任せてもらえるようになりました。

辞めていく人が多かったこともあり、就職から1年後には店舗の2番手のポジションに。

それでも給料はあまり変わらず、責任だけ重くなっていく感覚がありました。

体力仕事が多く、将来の生活を考えても続けていく難しさを実感。

また、上司の働き方や給料に憧れを感じられませんでした。

パン屋以外の選択肢も考えましたが、就職前にアルバイトで調理師やパティスリー、居酒屋での勤務を経験しており、その中で一番良いと思った選択がパン屋でした。

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パン屋がダメなら他を考えられず…。

こうして、このまま働いていく未来が見えなくなってしまったのです。

◆ひたすら行動して広がっていった働き方の選択肢

飲食店以外の働き方を考えたことがなかったので、まずはネットで仕事を調べました。

今すぐパン屋を辞めたいわけではなく将来が不安という点が大きかったので、副業する目的で「在宅 簡単に稼げる」など検索したイメージです。

また、別の仕事をしている友達にも相談しました。

その中でも印象的だったのはオーストラリアでマツエクサロンを開業している同年代の友達の話です。

若いうちから開業するような働き方を知って衝撃を受けました。

当時流行り始めた仮想通貨も衝撃的で、「ほっといたらお金が増えることがあるんだ!」と驚いたこともよく覚えています。

段々と新たな仕事の選択肢を知ることが楽しくなっていきました。

積極的に繋がりを増やしていき、仕事が終わったら人に会いに行くという生活に。

初めて会った方に自分がやりたいことを伝え、それに興味を持ってくれそうな方を紹介してもらう。

その人にやりたいことを話し、また紹介してもらう。

パン屋に勤めながら世界を広げようと頑張っている若い女性があまりいなかったこともあり、応援してくださる方が増えていきました。

できることからやっていこうと思っていた時、専門学校時代から働いていた居酒屋の空き時間にパン教室を開かせてもらえることになりました。

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パンでつくる飾れるパン作り体験やアイシングクッキー教室など。

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知り合いに来てもらうところからスタートして徐々に活動の範囲を広げていきました。

パン屋で働きながら新たな挑戦をしたため、2時間睡眠などハードだった時期も。

現状を変えたい気持ち、やりたいことを仕事にしたい気持ちが原動力でした。

◆パン屋の2番手からフリーランスとして独立した理由

将来のために動いていく中で独立する覚悟ができてきました。

独立してすぐに稼げる確証はなかったのですが、「パンのスキルがあるので失敗しても前の仕事に戻れる」ということが後押しになりました。

勤務時間は1日10時間以上、月8回のお休みで13万円程度の手取りだったので、正直アルバイトで働いた方が手取りは多くなります。

店舗の2番手としてパンをつくるスキルはついていて、しかも飲食業界は人材難です。

「私のレベルなら働く場所がある」という確信がついた時点で退職しました。

ただ、そう簡単に仕事は増えていきませんでした。

これまで飲食店の経験しかなかったため、基本的なPCスキルや仕事を取るための営業の方法など、できないことがたくさん…。

お金をもらえるスキルが何もないと痛感し、できることがあればがむしゃらに飛びついていきました。

最初の1年はなかなか仕事が増えていかずに苦労しましたが、退職前に繋がった方々の応援もありなんとかやっていけました。

◆様々な仕事をする中で、やりたいことを達成するためのスキルがついていった

独立しても飲食業界へ関わりたい思いが強く、飲食店で頑張っている方々を支える存在を目指しました。

闇雲に頑張っていたものの、自分の目指す姿は明確にあったため頑張って来れたと思います。

その中でマーケティングスキルを身につけることができて今一番の武器になっています。

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体型的に学んだわけではなく、仕事をしながら肌で学んでいきました。

フリーランスとして個人で仕事をしているとはいえ、チームにメンバーとして加わって働くことも多くありました。

マーケティングは事業をつくる上では欠かせないもので、一緒にお仕事した方の動きを見て勉強。

それを自分のものとして噛み砕いてアウトプット。

勉強とアウトプットを繰り返して今に至っています。

◆飲食店で働いたことが何に役立っているか

飲食店の現場経験があることは大きな武器になっています。

飲食店から出ても、料理人や生産者と関わることもあれば、飲食店のプロデュースに関わることもあります。

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その仕事をするときに飲食店の現場を知っているかどうかは、仕事を進める上で非常に重要です。

「飲食店で身に付くスキルは他の仕事に活かしにくい」とよく言われますが、活かし方の問題だと思っています。

飲食店の現場を知っていることが強みになる仕事であれば、代替されにくい力を発揮できます。

◆今のお店を辞めたいと思っている方に伝えたいこと

今のお店を辞めても、何ができるかわからないと考えている人は多いと思います。

もし今のお店を辞めて独立しても、飲食店の仕事に戻れる確信があればぜひ挑戦してみてください。

確信がなくても、今できることがあると思います。

どんな仕事があるかわからなければ、自分から情報を取りに行ってみてください。

自分ほど何もできない状態で独立した人はいないんじゃないかと思っています。

絶対に稼げる自信がなくても、今より楽しく働くことができるかもしれません。

私の体験談が誰かの第一歩になれば嬉しいです!

---インタビューはここまで---

22歳で独立した上米良さんのお話、大変興味深かったです!

「スキルがあれば元の仕事に戻れる」という点、たしかに人材難の飲食業界ならではの“メリット”かもしれません。

人材難の業界でなければ、なかなかそうはいきません。

また、どんな仕事があるかわからないからこそ、ひたすら行動を掴みにいく姿勢も印象的でした。

自分がいる世界の外を知りたければ、自分から情報を掴みにいく。

悩んでいる方はぜひ実行してみてください!

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▶︎株式会社Biime  ※上米良さんが経営する会社

※新たな挑戦をしてみたい飲食店スタッフの方

株式会社Core DrivenはRestaurant Career Lab.という飲食店の複業サービスを展開しております。

今の働き方に違和感がある方、将来が不安な方はぜひお問い合わせください!